葬儀には大きく三つの役割があるといわれます。一つ目は故人の霊を慰め供養するという精神的な面。二つ目は故人の亡骸を火葬するという物理的な役割。最後は故人に所縁のあった方々にもお別れをしていただく社会的な役割です。また、臨終から通夜、葬儀告別式、火葬、収骨と順を追って行っていくことにより、ご遺族は大切な家族の死を受け入れ、悲しみを乗り越えていくことができるようになります。
また、告別式は文字通り故人にお別れを告げる儀式ですが、Pホールではお葬式はお別れだけでなく、「ありがとう」を伝える式であってほしいと願っています。ご遺族から故人様へ、故人様からご遺族へ、また参列の皆様からも故人様へ、ご遺族や故人様からも所縁のあった皆様へと多くの「ありがとう」が伝えられる儀式となるように心を込めてお手伝いさせていただきます。
年賀状や携帯電話などの登録数などで、ある程度の目処をつけます。また、故人様とご遺族それぞれの友人関係や、お仕事の関係、友人関係、また習い事や趣味のサークルなど所属する団体などそれぞれに予測していく必要があります。
一般的には、亡くなった翌日にお通夜、その翌日に告別式となることが多いですが、御寺院やご親族の都合や、火葬場や式場の空き状況、また友引などの暦も考慮に入れて決めなければなりません。世話役の皆さんがお決めになるところもあるようです。
Pホールに連絡頂ければ、その時点での火葬場や式場の空き状況をお伝えいたします。
葬儀は11時出棺、13時出棺、15時出棺の3つより選んでいただきます。
会葬御礼品や香典返しは、地域により様々はしきたりがありますが、佐用町内では葬儀の際にはお礼状のみをお渡しすることが多いようです。ご希望の場合は金封セットやタオルなどをご用意いたします。
香典返しについては後日満中陰のお返しを用意することが多いようです。最近では、葬儀の受付でいただいた香典の額に応じてお返しを渡す「即日返し」を行うことも増えています。
Pホールは24時間対応で、病院や施設などへお迎えに上がります。深夜でも早朝でも遠慮なくご連絡ください。事前相談や会館見学も随時承っております。
Pホールの事務所は8時30分より17時までの対応となりますが、事前に連絡いただければ、時間外のご相談等も承ります。
友引の日でもこぶし苑斎場は稼働していますので、葬儀をすることはできます。ですが、昔から「友を引く」などと云われ、友引の日に葬儀を出すことを嫌う方も多いので、友引の日に葬儀をする場合は親戚やご近所の方々に相談なさったほうが良いでしょう。
友引の日に葬儀をする場合は、「友を引かない」ように棺の中に人形を入れて送り出す場合もあります。
家族葬とは10年ほど前から現れた葬儀の形式で、家族や近親者のみで執り行う葬儀のことを言います。どの程度の親戚まで連絡するのかはご遺族で決めていただきます。葬儀に参列できなかった方が後日、自宅の方へお悔やみに来られたり、香典の授受を巡ってトラブルが起こったりする場合もあるので、注意が必要です。
また、家族葬の最大のメリットは誰にも気を遣わず、ゆっくりと故人様を送り出すことができる点ですが、香典収入がなくなってしまうのでかえって遺族の負担が増えることもあります。
家族葬を希望する場合には、事前にご家族でよく相談し、親族の方やご近所の方に家族葬で行いたい旨を伝えておくのが良いでしょう。